食器棚のチェッカーガラスって新調できるの?

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私の実家は兵庫県の山の方にあり、昔からこの地域で暮らしてきた家系です。何でも神戸の港の発展と共に、うちの家もどんどん隆盛していったらしいのですが、私がまだ20歳前と言うこともあり、「詳しいことは成人後に教える」と両親から言われています。
まぁそれでも、同じ地域にある他のお宅の家屋と、うちのソレとの大きさの比較や、家の中に先祖伝来の品としてあるアンティークな家具の数々を見れば、我が家がいわゆる「富豪」といわれる規模の家格なんだろうなということは分かります。個人的には成人後、いったい何の話があるのやらと思っている次第です。

さて、このように我が家には古い家具が色々と残っていますが、その中に一つ、見事な作りの舶来物の食器棚があります。食器棚の全面部分に「チェッカーガラス」と呼ばれる小さなレンズを無数に組み合わせたような特殊なガラスが使われており、私は子供のころからこれが大のお気に入りでした。

先日、姉の子供が誤ってこの食器棚にぶつかってしまい、このチェッカーガラスを割ってしまい、私が「アンティークな食器棚のチェッカーガラスって新調できるの?」なんて、修理が可能かどうかひどく心配する事件が起こりました。
姉の子供には幸い何のケガも無かったので、自分のお気に入りの品の心配をした格好ですが、結果から言うと、このチェッカーガラス交換は何とかなりました。
さすが昔から港町で、古くからこういう舶来物を扱ってきた神戸が近いだけあり、私の住んでいる地域でもアンティークなチェッカーガラスを扱っている業者さんがいたのです。